2024年、新たにISMS認証「ISO/IEC 27001:2022」を取得。安心・安全を担保しながら、企業のイノベーション活動の活性化に貢献します。
企業のオープンイノベーションや新規事業開発などを伴走支援する、事業創造パートナーの株式会社ゼロワンブースター(本社:東京都千代田区、代表取締役:合田ジョージ、 以下01Booster)は、このたび、国際規格である情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS/ISO 27001:2022)の認証を取得しました。
01Boosterでは、大手企業のCVCやオープンイノベーション部門向けに、スタートアップ連携管理クラウドサービス「InnoScouter(イノスカウター)」を提供しています。このたび2024年8月に、近年流行しているベンチャークライアントで活用いただける新機能「テーマ管理機能」をリリースいたしました。
当社はこのたびのISMS認証取得によって安心・安全を担保しながら、企業のイノベーション活動の活性化に貢献してまいります。
01Booster コーポレートサイト:https://01booster.co.jp/
InnoScouterサービスサイト:https://01booster.co.jp/service/innoscouter
ISMS認証取得の背景
01Boosterは2012年の創業以来、オープンイノベーションを促進する「コーポレートアクセラレーター」や社内起業家を発見・育成する「イントラプレナーアクセラレーター」をはじめ、起業家や社内の新規事業開発担当者を育成するラーニングプログラムの提供や事業化の支援、ベンチャースタジオや起業家向けシェアオフィスの運営など、事業創造に貢献する数々の事業を展開しております。新規事業や事業開発など機密事項に近い領域での業務を請け負わせていただく中で、情報管理は重要なことであると認識してまいりました。
2024年3月に、スタートアップ連携管理クラウドサービスを提供する子会社のInnoScouter社を吸収合併するにあたり、情報セキュリティに関して高い水準を維持していることを示すとともに、お客さまに安心・安全なサービスを提供するため、01BoosterにてISMS認証を取得いたしました。
このたびの取得によって、イノベーション管理ソフトウェアのみならず、経営コンサルタント事業、コワーキングスペースなども含めて、行政や自治体、大手企業や地方インフラ企業など、重要な責務を負うクライアント各社さまに安心してご活用いただけます。
認証の概要
認証規格: ISO/IEC 27001:2022 (JIS Q 27001:2023)
登録範囲:経営コンサルタント事業・コワーキングスペースの提供及び運営・SaaS 型イノベーション管理ソフトウェアの開発管理、運用及び保守管理
認証登録番号:IS798827
認証登録日:2024年3月15日
認証機関:BSIグループジャパン株式会社
ISMS認証とは
ISMSとは、Information Security Management System(情報セキュリティマネジメントシステム)の略 で、情報のCIA(「機密性(Confidentiality)」、「完全性 (Integrity)」、「可用性(Availability)」)を保護するための、 体系的な仕組みです。これは、情報が漏えいしないように し(機密性)、改ざんや誤りがないようにし(完全性)、そ して必要なときに必要な人が利用できるようにする(可用性)ということです。ISMSには、技術的対策だけでなく、 従業員の教育・訓練、組織体制の整備なども含まれます。
「ISMS認証」とは、第三者であるISMS認証機関が、組織の構築したISMSがISO/IEC 27001(JIS Q 27001)に基づいて適切に運用管理されているかを、利害関係のない公平な立場から審査し証明することです。
InnoScouterの新機能「テーマ管理機能」について
オープンイノベーション管理ツール「InnoScouter」は、スタートアップ探索、事業部門との協業・情報共有、CVCによる投資活動、アクセラレータープログラムの管理、イノベーションダッシュボード構築等を全方位的に実現するツールです。企業のオープンイノベーション活動全般の効率化や事業部門との連携強化をご支援しています。
InnoScouterサービスサイト:https://01booster.co.jp/service/innoscouter
今回は近年流行しているベンチャークライアントに対応すべく、新機能であるテーマ管理機能を開発しました。
【テーマ管理機能でユーザーができること】
・事業部門の課題やニーズの登録
・課題やニーズをブラッシュアップするコメント機能
・プロジェクト推進のためのタスク管理機能
・スタートアップ企業の紐付け、スクリーニング機能
いま注目を浴びるスタートアップ連携手法
「ベンチャークライアント」
ベンチャークライアントとは、事業会社がスタートアップ企業のサービスの“クライアント”となることを通じて、事業会社の課題解決及びスタートアップ企業の成長をサポートするスタートアップ連携のモデルです。CVCと異なり出資を伴わないため、スタートアップ連携の成果を得やすく着手がしやすいモデルとして欧州を中心に活用されております。
ベンチャークライアントでは、事業部門の課題を起点に、課題解決に繋がるスタートアップ企業の探索、事業部門と共同でのスクリーニング、そしてPoC・協業の推進を行います。
このたびInnoScouterが新たにリリースした「テーマ管理機能」では、事業部門の課題・ニーズのブラッシュアップ、課題解決に関連するタスク管理、スタートアップ企業の課題への紐付け、そしてスクリーニング活動を一気通貫で実現することができます。