2025.06.25

【資料無料公開】社外での事業化”カーブアウト”の考え方と実務ポイントを分かりやすく解説

大企業発の新規事業を確実につなげる出口戦略をサポート

企業の新規事業創出を支援する株式会社ゼロワンブースター(本社:東京都千代田区、代表取締役:合田ジョージ、 以下01Booster)は、新規事業開発を成長させる出口戦略として注目される、社外での事業化”カーブアウト”に関する解説資料を公開しました。

近年、大企業の新規事業開発において「PoC止まり」「スケールしない」という課題が顕在化しています。こうした中で注目されているのが「社外での事業推進=カーブアウト」という選択肢です。

本資料では、カーブアウトとは何か、最新の政策動向や、カーブアウトの形態別(出向起業・スピンオフなど)の比較、 推進していくうえで検討すべき実務上の観点を体系的にまとめ、大企業発新規事業を成果につなげるうえで欠かせない情報を体系的に整理しました。

企業の新規事業担当者だけではなく経営企画部門、関連部門や経営層にとって有用な内容となっています。

企業研究開発投資のうち約6割が事業化されず消滅してしまう現状を打破

経済産業省によると、日本の民間企業研究開発投資のうち約6割が事業化されず消滅しています1 。政府は様々な補助金やガイダンス等を通じて支援を強化しているものの、企業内の制度設計や調整の難しさから、事業化しない、スケール化ができないなど、新規事業推進に悩む企業が多く、優れた技術·知財が活かされないまま埋もれるケースが見受けられます。

これらの課題を解決するために01Boosterでは、改めて出口戦略の重要性を認識。カーブアウトの基本から実務上の検討ポイントまでを解説する資料を作成·公開し、企業に寄り添いながら、成果が出る新規事業の“出口”のサポートに尽力していきます。

  1. 出典:内閣府 「イノベーションの基礎力:人的資本、知識、技術力研究開発の課題」平成30年度 年次経済財政報告 ↩︎

どの大手企業にも当てはめやすく、各企業に最適な出口戦略の選択を目指す

本資料は経済産業省ガイドライン等をベースに作成しており、特に大手のどの企業にも当てはめやすく、社内検討資料として活用可能です。内容としては、カーブアウトとは何かを明確に定義づけし、カーブアウトの各形態(スピンオフ/スピンアウト/出向起業等)と各効果は何かを分かりやすく解説しています。そのうえで社内で推進していく中で検討すべき技術的論点(人事/知財/資本政策等)を整理しています。各新規事業がどのような形態をとれば最適であり最大に成果へつなげることができるのかが、検討段階や推進途中でも整理·発見できる資料になっています。

■作成者のコメント

近年、事業会社からの「カーブアウト」による事業創造に注目が集まっていることを受け、弊社が新エネルギー・産業技術総合開発機構より受託し実施しているカーブアウト実証事業により得られた知見も踏まえ、本資料を作成いたしました。社内で生み出された新規事業の出口に悩まれたり、新規事業創出の制度設計にカーブアウトを取り込むことを検討されたりしている新規事業のご担当者の方のご参考になれば幸いです。

上田 夏生 株式会社ゼロワンブースター マネージャー

大学卒業後、経済産業省に入省。以後、コーポレート・ガバナンス、電力産業、中小企業税制、人事・コンプライアンス、ディープテック・スタートアップ支援、福島復興推進に関する業務に従事。ディープテック・スタートアップ支援に関する業務では、「起業家主導型カーブアウト実践のガイダンス」の策定に向けた研究会運営・ガイダンス作成、ディープテック・スタートアップ支援事業などの研究開発支援事業や起業家支援プログラムの制度設計・運用、ディープテック・スタートアップへの事業開発支援に向けた法的基盤の整備(NEDO法改正)などの業務を担当。一橋大学大学院経営管理研究科経営管理プログラム修了(MBA)。

■ダウンロードリンク

資料名:新規事業創出における「カーブアウト」の考え方と実務ポイント
── 基礎から制度設計・スキーム検討のポイントなどを体系的に整理
【ダウンロードはこちら】https://01booster.co.jp/whitepaper/4500/form

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