市内事業者の外部連携促進に向けたマインド養成講座をオンライン開催
企業のオープンイノベーションや新規事業開発などを伴走支援する、事業創造パートナーの株式会社ゼロワンブースター（本社：東京都千代田区、代表取締役：合田ジョージ、 以下01Booster）は公益財団法人さいたま市産業創造財団（本部：埼玉県さいたま市、理事長：中村雅範、以下さいたま市産業創造財団）と共同で、2024年10月29日（火）にさいたま市内の中堅・中小企業を対象としたオープンイノベーションセミナーを開催しました。
本セミナーでは、市内事業者の外部連携を加速するため、オープンイノベーションの概念説明や外部連携の事例紹介を通じて、中堅・中小企業がオープンイノベーションの第一歩を踏み出す際に必要な考え方やその方法について解説を行いました。
セミナーはオンラインにて無料公開し、市内の中堅・中小企業を中心に40名超が参加。講師は、01Booster 取締役 加藤剛広が登壇し、そもそもイノベーションとは何かという基本的な内容から、中小企業における具体的なオープンイノベーション事例の紹介、またこれまでに外部連携に取り組んだことが無い企業がどのように一歩目を踏み出せばよいか、方法論だけでなく変革に立ち向かうためのマインドセットについて講義を行いました。参加者によるアンケートでは、多くのコメントが寄せられ、地域におけるオープンイノベーションの更なる推進が期待される結果となりました。
参加者アンケートのコメント一例
- 新たな事業を検討する考え方の参考になった。
- イノベーションの定義から、オープンイノベーションとの違い、また具体例までとても分かり易く、理解し易いセミナーでした。
本セミナーは、さいたま市産業創造財団が主催する「高付加価値サービス創出支援事業」の一環として開催し、続く第二回はさいたま市内にてオフラインでの開催を予定しています。また本事業では、セミナーの開催だけでなく、オープンイノベーションへの取り組みの実態把握と、具体的な取り組みへのサポートを行う目的で、受託者である01Boosterが市内事業者へのヒアリング調査や、取り組みの推進に向けた伴走支援を提供する予定です。
高付加価値サービス創出支援事業について
さいたま市産業創造財団が主催する本事業では、さいたま市内の中堅・中小企業におけるオープンイノベーションの取り組みを促進するため、機運醸成を目的とした無料セミナーと、市内事業者への意識・実態調査、オープンイノベーションへの取り組みを模索する企業へのメンタリングによる伴走支援を行っています。
また、さいたま市産業創造財団では、2機関（中小企業／大企業／大学等研究機関など）以上の連携体で既存事業とは異なる分野の新商品／新役務サービスや技術開発を行うことで、申請企業がより競争力の高い高付加価値な製品／役務の開発（オープンイノベーションを用いた製品／役務の開発）を行うさいたま市内中小企業を対象とした補助金「さいたま市高付加価値サービス創出支援補助金」を設置し、市内企業をプログラムと資金の両面からサポートしています。
さいたま市高付加価値サービス創出支援補助金
https://www.sozo-saitama.or.jp/topic/koufuka/
※本年度の募集は終了しました
