アート、脱炭素、スマートシティ、アグリテック、ヘルステックの6社スタートアップによるピッチ
株式会社ゼロワンブースター(本社:東京都千代田区、代表取締役:合田ジョージ、以下01Booster)は、カンボジア商工会議所(CCC)およびカンボジア元日本留学生同窓会(JAC)と共催で、日本のスタートアップ企業とカンボジア商工会議所メンバー企業との交流会を、2025年5月31日に開催いたしました。
本イベントでは、日本からカンボジア市場への展開を目指すスタートアップ企業6社が登壇し、約30名のCCCメンバー企業関係者、金融機関・中小企業のの代表者、東京都、ならびに一般参加者を含む約60名が参加しました。
当日は、スタートアップによるピッチセッションに加え、来場者同士のネットワーキングセッションも実施され、カンボジア市場における事業機会探索と、日本およびカンボジアのスタートアップ・ビジネスコミュニティの連携促進を目的とした貴重な交流の場となりました。



また、ゲストスピーカーとして登壇した東京都スタートアップ戦略推進本部プロモーション推進担当課長 橋場氏からは、2026年に開催予定の東京発グローバルスタートアップイベント「SusHi Tech Tokyo」についての紹介が行われ、国際的なスタートアップ・エコシステムとの更なる接続への期待が高まりました。01Boosterは今後も、日本国内外のパートナーと連携し、イノベーションを軸とした国際的なビジネス交流・人材育成・市場開拓の機会を創出し続けてまいります。
カンボジア進出を目指す6社の紹介
- scheme verge株式会社
- "Reinventing cities(都市を再発明する)"をミッションに活動。「地域でのビジネスがスマートシティの舞台に」をビジョンに、地域の潜在的な資源と顧客を結びつけるプラットフォーム"Horai(ホーライ)"を開発・活用し、各地のパートナーとデータ・ドリブンな課題解決を推進する。
- 株式会社虫秘茶
- 植物の葉を食べた蛾の幼虫のフンを利用したお茶を提供。その華やかで独特な香りが評価され、海外のミシュランレストランとの取引実績を持つ。2025年5月には、SushHi Tech Tokyoにも出展。
- 株式会社Seed Bank
- 京都大学発のバイオベンチャーとして、様々な環境の中から微細藻類だけを分離し、新たな培養株を創出する技術を蓄積。企業のニーズに応じて、最適な培養株と事業化コンサルティングを提供する。
- 株式会社Jizoku
- 一橋大学発ベンチャーとして、一次産業におけるカーボンクレジットの創出支援事業を展開。創立約1年目にして、日本国内だけではなく、ラオスやベトナム、インドネシアなどにも進出。
- 株式会社アートチューンズ
- アーティストが自分の作品や考えを自由に発信できるポートフォリオ型SNSを提供。作品、経歴、外部リンク、思考、制作プロセスなどをひとつのプラットフォーム上で一括して発信できるため、アーティストの多面的な魅力をより効果的に伝えることが可能。
- 株式会社リィエイル
- 順天堂大学発の再生医療ベンチャー。世界初、少量の自己末梢血を用いた血管再生治療法を開発し、革新的かつ低侵襲なアプローチで虚血性疾患患者への再生医療の創薬開発と倫理的な臨床応用の両立を目指している。

6社のスタートアップとの連携にご関心をお持ちの方は、ぜひお気軽にご連絡ください。
お問い合わせ – 01Booster(ゼロワンブースター)
カンボジア商工会議所 (Cambodia Chamber of Commerce - CCC) について(https://www.ccc.org.kh/en/)
カンボジア商工会議所(CCC)は、2005年に設立された非営利団体であり、商業、工業、サービス、農業などあらゆる分野の民間セクターを代表しています。全国に18の地方商工会議所を擁し、経済発展の促進とビジネス環境の改善に中心的な役割を果たしています。CCCは、国内外の機関と130以上の協力覚書(MOU)を締結し、外国大使館や在外カンボジア大使館とも緊密に連携しています。また、政府と民間セクターとの対話の場である「政府・民間セクター会議(GPS-F)」の事務局も担い、13の重要経済分野に関する作業部会を共同で主導しています。さらに、税関、税務、地方自治体との官民パートナーシップにも積極的に関与しています。CCCは、ビジネスマッチング、展示会、コンサルティング、法令遵守支援、カスタマイズ研修など、多様なサービスを通じてカンボジア企業の競争力強化と発言力向上を目指しています。
カンボジア元日本留学生同窓会 (Japan Alumni of Cambodia - JAC)について
JACは、日本で学んだカンボジア人によって構成される同窓会組織で、現在では1,500名以上のメンバーを擁し、カンボジアと日本の協力促進を目的に幅広い活動を行っています。会員には政府関係者、企業経営者、NGO関係者なども含まれ、両国間の架け橋として重要な役割を果たしています。